院長 伊藤宗成 |
開業当時の看板
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■ ごあいさつ |
平成31年4月1日より、先代である父・伊藤一成に代わりまして、医院長に就任いたしました。 帰郷するまでの20年間に渡り、母校である東京慈恵会医科大学病院・NTT関東病院(出向)・米国コロンビア大学(留学)にて、皮膚科の診療・最先端の治療・研究に従事して参りました。 そして現在でも、毎週金曜日、母校・東京慈恵会医科大学の附属病院にて外来を担当し、様々な症例に触れ、治療にあたると共に、大学での研究にも引き続き携わり、その成果を随時学会で発表するなど、さらなる研鑽に努めております。 その経験・知識・技術を活かし、地域医療に貢献して参ります。母校・慈恵医大の創始者・高木兼寛は、病気そのものを診(看)るだけでなく、病に苦しむ人をよく診(看)ることの重要性を指摘し、「病気を診ずして病人を診よ」という医療者としての心のあり方を遺訓として残しております。 同じ母校を持つ先代の父も、この遺訓を継承し、当院での診療では、「患者さんの話をよく聞き、よく診る、そしてよく話す」ことを心掛けておりました。 私も、高木兼寛先生の遺訓や父の心掛けを引き継ぎ、日々の皆様の診療にあたって参ります。 先々代から数えて約65年もの長きに渡り、地域の皆様に支えられてきました。 これからも皆様に信頼される医師を目指していきたいと思っております。
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院長 伊藤 宗成 |
■ 院長 伊藤宗成 経歴 |
出身学校 |
島田市立第二小学校 静岡大学教育学部附属島田中学校 清水東高等学校・理数科 東京慈恵会医科大学・医学部 |
1999年 |
東京慈恵会医科大学・卒業 同大学・皮膚科学講座に入局 |
2005年 | 学位(医学博士)取得 |
2007年 | NTT東関東病院・皮膚科に勤務(派遣・兼任) |
2008年 | 東京慈恵会医科大学・皮膚科学講座 助教 |
2009年〜 |
米国コロンビア大学に博士研究員として3年間留学 Angela M. Christiano先生に従事し、 iPS細胞、難治性遺伝性皮膚疾患の研究に携わる |
2012年 |
東京慈恵会医科大学・皮膚科学講座 助教として復職 (同年1月より毎週火曜日に当院外来を担当) |
2014年 | 東京慈恵会医科大学・皮膚科学講座 講師 |
2019年4月 |
伊藤医院 院長に就任 東京慈恵会医科大学・皮膚科学講座 非常勤講師 |
■ 専門分野 |
・皮膚科一般 ・皮膚腫瘍(良性・悪性)の診断と治療 ・遺伝性皮膚疾患 ・幹細胞・再生医学 |
■ 資格・役職・所属学会 |
医学博士 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 東京慈恵会医科大学皮膚科学講座 非常勤講師 株式会社コーセー 技術指導(2018年〜) 日本研究皮膚科学会 評議員(2022年〜) 日本皮膚科学会 日本臨床皮膚科学会 日本悪性腫瘍学会 日本乾癬学会 日本研究皮膚科学会 日本再生医療学会 |
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■ 受賞歴 |
2010年 |
Dr. Ines Mandl Research Fellowship 米国留学中に研究内容を評価して頂き、授与いただいた奨学金です。 |
2011年 |
Kligman Travel Fellowship Award, 71st Annual Meeting of the Society of Investigative Dermatology 米国アリゾナ州フェニックスで行われた第71回米国研究皮膚科学会での発表内容が評価されて、参加費・旅費を助成していただきました。 |
2017年 |
第32回日本乾癬学会 ポスター賞 日本乾癬学会で行った発表内容を評価して頂き、受賞いたしました。 |
2021年 |
Best Paper Award 2020 Journal of Dermatological Science (JDS) 日本研究皮膚科学会の学会誌であるJDSに2020年度に掲載された 数ある研究論文の中から、小生執筆の論文を「年間最優秀論文」に 選んでいただきました。 |
■ 著書・分担執筆・業績 |
院長・伊藤宗成医師が執筆させていただいた書籍・雑誌についてご紹介いたします。 また、伊藤宗成医師が執筆に関わった論文をご参照いただけます(英語)。
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★今日の治療指針 2020 私はこう治療している (医学書院) 皮膚科疾患の項目内「酒皶様皮膚炎・口囲皮膚炎」を分担執筆 全科の医師が参考にする定評ある最新の治療年鑑です。 ステロイド乱用によって引き起こされる「酒皶様皮膚炎・口囲皮膚炎」という難治性の皮膚症状について分担執筆させていただきました。 |
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★皮膚疾患 最新の治療 2019-2020 (南江堂) 「血栓性静脈炎」を分担執筆 最新の治療指針が記された皮膚科医が広く参考にする治療年鑑です。 |
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★カラーアトラス 皮膚症状 110症例でみる内科疾患 (日本醫事新報社) 「消化管ポリポーシス・Peutz-Jeghers症候群」を分担執筆 皮膚症状から推測される内科疾患について紹介した書籍です。 皮膚科医・内科医、共に参考にできるものとなっています。 「Peutz-Jeghers症候群」という、内臓悪性腫瘍を高率に発症する遺伝子疾患での皮膚症状について分担執筆させていただきました。
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★リッピンコット シリーズ イラストレイテッド 統合臨床基礎医学 (丸善出版) 「3章・筋骨格系」における「Y・皮膚」および「Z・結合組織」の日本語訳を分担執筆 基礎医学と臨床医学の橋渡しとして、アメリカを中心に医学生に使われている教本の日本語訳です。 皮膚科領域の項目での「英語 → 日本語訳」を担当させていただきました。
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★院長・伊藤宗成医師 学術業績 下記アドレスより、伊藤宗成医師が関わった症例報告・研究について執筆した論文リスト(英語)をご覧いただけます。 2012年に山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞したiPS細胞を用いた研究、2020年にノーベル化学賞を受賞した遺伝子編集技術(CRISPR-Cas9)を用いた研究について記した論文もございます。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/myncbi/munenari.itoh.1/bibliography/public/
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前院長(金曜日担当) 伊藤一成 |
■ 経歴 |
出身大学 | 東京慈恵会医科大学・医学部 |
1971年6月 | 中央鉄道病院(現JR東京病院)勤務 |
1981年3月 | 中央鉄道病院(現JR東京病院)退職 |
1981年4月 | 帰島、伊藤医院にて診療を始める |
2019年4月〜 | 主に金曜日の診療を担当 |
■ 資格・所属学会 |
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 日本皮膚科学会 日本臨床皮膚科学会 日本小児皮膚科学会 |
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